笑うことも許されない・・・朝ドラの話ですが

 朝ドラ『とと姉ちゃん』で、再就職した常子の出版社が作った雑誌が問題になり、編集長が警察に捕まるという事件が起こりました。問題になったのが、こんな暗い世の中だから「笑い」を起こすような内容の記事をという企画でした。笑いは御法度だったのですね。警察の取り調べで編集長は暴力を受けたようでしたね。

 多くの国民が窮乏の中に追い込まれています。常子の祖母の経営する材木商も成りゆかなくなっている。誇りを持ってたくさんの人々の暮らしを見つめてきた祖母は叔父の受けた仕事に「このご時世、普段通りの暮らしを何とか守っているんだ。それじゃあ、普段通りどころか、暮らしってものが成り立たないじゃあないか!」と怒りをぶっつけます。

 今週の『とと姉ちゃん』は、私たちと戦争について考えさせられますね。

 戦争だから、「国民は皆我慢し耐え忍べ」ということでしょうが、何のためなのでしょうか・・・・国民の生活を破壊してまでやる戦争がなんであったのか。

 そうでした、今日は沖縄戦が終わった日ですね。

 こうした戦争からの反省で作られ、当時の日本の人々の誇りが日本国憲法だったんです。私たちの世代は平和憲法に誇りを持っていました(安倍首相は違っていたよですが)。その憲法に対してさまざまな議論が起こっています。自民党の改憲案をみれば、国民の権利を擁護することより国民に義務を負わせるような感じのものとなっていますね。

 与党は憲法は参議院選挙の争点にはしないとか行っているようですが、多くの国民にとっては選挙後にどうする気かと気がかりです。おおいに議論し、何のために何をするのかということを明らかにされて行くことを期待したいと思います。

 これから育つ人々に、平和な社会を残すにはどうすれば良いのかを真剣に考えておかないとイケにと思います。

 

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