第1回サイマティクス・セラピー研究会
6月10日・11日に名古屋で開催されました、サイマティクス・セラピー研究会に参加しました。講師の先生方の講演は、どれも素晴らしい内容でした。主な講演は、「脳の話ー脳の世紀を生きる」三重大学大学院医学系研究科・山本哲郎教授、「医療の原点と本質」六角田中医院・田中実院長、「臨床発表」自然医療センター・今田剛院長などのお話を聞きました。
田中先生の話は、東洋医学の考え方の大切な部分を、簡潔な言葉で話され、今後の私の学習の参考にさせていただきます。最近いろんな方々が、冷えについて語られますが、冷えの原因は話されない。冷えの原因は、頭寒足熱の原則が、不摂生で崩れることにあるそうです。寝不足、ストレス、イライラで気が丹田に落ち着かず、頭のほうに上がってしまうことで、足が冷えるということでした。現代病ですね。爽快館を訪れる方で、冷えを訴えられる方も、そういう原因もあるだろうと思います。
今田先生は、自らの、医者としての様々な体験をお話くださいました。山本先生の脳の話は、かなり専門的で難しいお話でした。
ほかにも様々な、発表や楽しい懇親会などで、2日間の日程があっという間に終わってしまいました。学んだことは、今後の爽快館の活動の中で活かしていきます。
ひとつ残念なことは、当初予定されていた、サイマティクス・セラピーの開発者である、イギリスのマナー博士が、ご都合が許さなくなり来日されなかったことでした。100歳に手が届くという高齢ですが、お元気と伺っていました。お話が聞けずに残念でした。