筋力低下による症状には
筋力が低下して若い頃と同じ作業をしていても、過度の負荷となって筋肉が疲労し痛みが出るということがあります。
このような時に、筋力をつけるために運動をやれば痛みが取れると指導される方もおられます。私は、まずは疲労し硬くなって痛みを出している筋肉を緩めてやることが大切だと思います。
筋肉が硬いまま運動をすれば当然痛みが出ます。この状態では筋肉は緩まない。無理な運動は逆効果です。
まずは、筋肉の疲労を爽快館でとって軽い運動から始めることが大切です。
筋肉をつければ痛みが取れると聞けば「よーし!」と、頑張りたくなるのが人情でしょうが、ここは先のことを考えてまず緩めて少しづつ鍛えていくことが大切ですね。
これまで、年齢とともに筋力が衰えてきた方々も痛みが取れ筋力も付いて、元気に運動や仕事を続けられている方々がたくさんおられます。
無理をしないということと、痛みは休めという身体の警告と受け止めることが大切と思います。