筋膜リリース・テクニック

 今日のNHKテレビ『ためしてガッテン』で、肩コリ治療の決定版として「筋膜リリース」が取り上げられました。
 ご覧になった方も多いと思います。「筋膜」について、今まで分からなかったのだ・・・と思わせるような内容でしたね。筋肉を動かすことによってできる筋膜(鶏を捌いた時に肉を覆う膜があるのをご存知でだと思います。これが筋膜というものです。)のシワが筋肉を拘縮させる原因だというこということです。
 そうなんです!!!筋肉を覆う筋膜が癒着したり引きつったりすることで不調が起こるんですよ。こう書くと、昨日のテレビの通りのことを真似して・・・・と思われるでしょうね。でもね、筋膜の問題は、ズーッと以前からオステオパシーやロルフィングなどアメリカの手技療法や運動療法の世界では取り組まれてきています。このことを知っている手技療法家は、「何でいまごろ」と今日の番組でただただ驚かれたことでしょう。当然私も驚いた次第で・・・・。
 生理食塩水を注入して筋膜の癒着を取るということをやってましたが、注射する必要はないと思うのですが・・・・。「筋膜リリース」として皮膚の上から筋肉を引っ張り動かすテクニックをやってましたが、あれは20年ほど前にセミナーで学んだ技術でして別に新しいわけではないのです。
 あのような、技術が多くの医療技術者から関心を寄せられてなかったということですよね。アメリカやヨーロッパで医学として確立されているものが、日本では非科学的なものとして扱われていた・・・残念ですし大きな問題です。
 今日の番組で、医師が手技療法のテクニックをテレビでやってみせたということには大きな意義を感じました。
 
 爽快館では、さまざまな方法で筋肉や筋膜への働きかけを行っています。グーッと皮膚の上から筋膜を引き伸ばすなどせずに解消させる方法もやることができています。「エッ、何かされたのですか・・・・」という、あの療法などがそれです。
 爽快館に来院経験がある方は、分かられると思います。これは、体験していただかないとわからないもので・・・・。
 爽快館のセミナーなどで指導していますよ。手技療法家で今の技術ではあまり改善させてないという方はホームページのセミナー案内をご覧下さい!!

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