終戦の日

 今日は、日本がポツダム宣言を受け入れ連合国に降伏し太平洋戦争が終わった日です。日本はアメリカや欧州の植民地化されているアジアを解放するために戦ったという人もいますが、日本が占領した国々では日本語が強制されたり、神道の神を拝まされた。それぞれの国の民族性や習慣を無視し、日本の考えを強制するのは、アジアの国々の人たちにとって、新たな支配者と思えたでしょう。支配者としての振る舞いに怒りを感じた方々がたくさんいた。それで中国や韓国では、今日が日本帝国からの解放の日なんですね。
 日本の国民にも大きな災難をもたらした戦争だったと多くの方々に聞きました。特に、私たちが中学・高校時代の先生方は、自らが戦争体験者でした。それで、先生方から海軍の予科練での体罰の話、空襲の話、中国での八露軍の捕虜の見せしめの公開処刑の話など色々と聞きました。体験の話なので実に生々しい話でした。先生方は、二度と戦争は起こしてはならないと話を結ばれました。
 戦争で犠牲になった方々も、平和な日本を望まれていたと思います。
多くの犠牲を払って日本の国民が学んだことが、平和な国作りだったと思います。今後も平和な国を守って行きたいと思っています。
 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。・・・・・全世界の国民が、等しく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。(日本国憲法より)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です