練習減らしても強くなれた

 今日の朝日新聞に「(高校野球新世紀100年先も:2)練習減らしても、強くなれた」という記事が掲載されていました。
 この記事によれば高校の野球部で練習時間を短くする工夫が様々されているようですね。大きな拍手です (*´∀`*)
 
 いつも、高校には保健体育の先生がおられるので、その方々が、さまざまな運動部の顧問を集めて、運動のやり過ぎによる弊害について指導するとかできないのだろうかと思っていたんです。それは、忙しいでしょうが、年に数回最新の運動理論など伝えられないものか・・・
 
 まあ、それはいいのですが、さまざまな高校で練習時間の短縮の工夫と努力が始まっているんですね。
 時間短縮の結果、練習・食事・休養を十分にとり体への負担が減って体が大きくなったとか、きめ細かく練習メニューを作り成果を上げたなど嬉しい報告があります。体調管理アプリなどの利用などスマホ利用で成果を上げているところも (^O^)

 最後に書かれた内田良・名古屋大学大学院准教授(教育社会学)の話は大切なことと思いますので引用させていただきます m(_ _)m
 「部活動の原点は、生徒がスポーツに触れる機会の保証だ。今の部活動の多くは勝利至上主義で、子供のけがや教員の無理の上で成り立っている。この状況は非常にまずい。スポーツ科学の観点からも、休みを適度にとった方が強くなる。草野球のように楽しむことに重点を置いた部活動があってもいい。部活動は規範意識を育むなど、教育上いい効果がたくさんある。学校のやること、教員のやることを今一度見返し、子どもも教員も心身とも健康なまま部活動をして欲しい。」
 楽しめる部活でこそ大きな成長が得られるのでは・・・

 今日の『爽快さんがゆく』は「海の日 海洋汚染」です