色と経絡と呼吸

 疲れがひどく呼吸がしづらいという方が時々おられます。そんな時、色のついた検査棒で呼吸がしやすくなる色を調べます。そして、五行の色体表にしたがって問題がある経絡に色のシールを貼ったり、チタンテープを貼ったりという経絡療法をやっています。
 スーッと呼吸がやりやすくなります。そして、操体法で骨盤や胸郭のゆがみを取ります。それから横隔膜と胸郭の隔膜をオステオパシーの隔膜解放テクニックで解放します。これで、呼吸が楽になり全身すっきりします。
 経絡への刺激は、テープなどの刺激で十分ですよ。さらに操体法で体のバランスが整えば、経絡も活性化しています。最近では、肩こり腰痛などあらゆる症状に応用しています。
 最初に色の付いた棒を持ってもらったら、「なんですか?」と不審顔されますが、この経絡に問題があるとの説明と、テープを貼った後の変化で皆さん驚かれます。短時間に問題のある経絡を確実に把握するように色々工夫してきました。いくつかの色体療法について本を買い込んだり「月刊手技療法」のバックナンバーを調べたり。やっと思うような結果が出るようになりました。
 それにしても、昔の中国の人々はスゴイ事を体系化したなと感心します。色と経絡の関連性、本当に不思議で面白いと思っています。

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