花火・・・

　今日は孫の亜季のために娘が花火を買ってきました。夜になるのを孫も待ちわびたようです。夕食が終えると、早速、花火に火をつけ「きれいだ、きれいだ。」と、家族みんなで楽しみました。
　花火を見ると、いつも「鉄腕アトム」を思い出してしまいます。花火を見ながら(大きな打ち上げ花火の場面でしたが）アトムが御茶ノ水博士に「花火はきれいんですか？」と聞くんです。するとアトムに博士が、｢お前にはただの火薬の爆発にしか見えないのだな。」という。悲しそうなアトム・・・。それから、確か「お前は人間以上にきれいな心を持っている・・・」と続いた。これを見て、人間は火薬の爆発から、美しい花火を作り出したんだ。人間て素敵だなと思い、アニメのアトムのうつむいた顔が悲しく見えました。
　その頃(小学５年）、「２１世紀は僕達が４６歳になったらくるんだ！」と未来に希望を抱きました。そのとき語るのはいつも戦争も貧困もない世界でした。３０年以上も先のこと、きっと素敵な世界になっていると思いました。
　花火を見て喜ぶ孫が描く未来もきっと素敵なものでしょう。孫達に素敵な未来を手渡すのは私たちですね。火薬が燃えているものを美しい花火に育てたように、美しい地球を育てて生きたいですね。小学生のときに夢見た戦争も貧困もない世の中を創って行きたいです。