身体はひとつのものだ
身体を見てみると、骨格に筋肉がつき血管・リンパ管がめぐり、神経がはしり大元締めの脳が存在し、おなかには様々な臓器が収められています。これらは、どこかで作られて集められたものではなく、ひとつの卵子に精子が結合することによって,人間の生命として細胞分裂しながら成長し,私たちの身体となっています。誕生まで、お母さんのおなかの中で、単細胞の生物からの生命の歩みをおさらいしながら人間となったんですね。不思議さ、生命のすごいメカニズムに感激してしまいます。身体の各部分が、ひとつの生命として協力しあっています。細菌やウイルスが侵入すると免疫が働き、また体温を上げることにより身体を守ろうとします。口から細菌が入ると嘔吐や下痢で排出します。体に不具合が生じると、時には身体を歪めることにより、その身体の状況にあったバランスをとるそうです。
歪んだ身体を正常に戻すときは、ゆがみの原因は何か、体の声を聞きながら、体の動きを見ながらの調整が大切だと思っています。外的な力による調整は大丈夫かなと思います。操体法やオステオパシーのソフトなテクニックは、まさに身体の声を聞きながら本人の動きによるの施術で安心です。
昨日も書きましたが、食と健康の問題をもう少し書きます。人間は、身近な自分の体力で取れる季節ごとのものを食べるのが、一番身体にいいと聞きました。食品を遠方の国から運んでくるには、腐らないように、害虫が食わないようにと体に悪い薬品をまきながら運ぶ。また、草食の牛に「牛の肉や骨」を砕いて食べさせる。これは、自然の法則の無視ですよ!!それで狂牛病も拡がっていく。
もう一度、私たちの命を守るという観点から農業や経済・国際関係を見直してほしいと思います。現状では、牛肉も輸入しなければならないと言われるでしょうが、食は私たちの生命をつくり維持するものです。薬害に続く食害などが無いように。
ここ数日、夜中に日付けが変わって書き込んでいます。今日は早めに書き込みましたので22日付けがダブってしまいました。