野球も相撲も遊びだった!
小学生のお子さんをお持ちのお母さんと話していたら、スポーツクラブみたいなところへ行っている子供たちが多いそうです。そんなクラブの中で超厳しい球技のクラブがあるとか・・・・。
小学校低学年から入れるそうです。先生の言うことを聞かない子や出来ない子には平手打ち、10時頃から14時までは練習で昼食はその後だとか・・・(恐)。
お昼ごはんはちゃんと12時頃にみんな仲良く食べるとか出来ないのかな?非常に健康に悪いのではないですかね。出来ないからと平手打ちは、指導者の欲求不満の解消では?
厳しいから上手くなるとか、礼儀正しくなるとかは無いと思うのですが!
小学生や中学生で野球やバレーボールをしている子供たちは、日曜日に試合があるからどうにかしてくれと来院し、どうにか試合に出るようにして帰します。でも、「そんなこと続けてたら身体がおかしくなるからちゃんと休みを入れなさい」といっても、親も子もでも試合で勝たなければと周りの声に応えようとされる・・・・。
昔は、小学生のスポーツクラブなんてなかったですよね。みんな泥んこになって遊んでいた。その中で、仕切る子もいて子供なりのルールも確立していた。だからいじめも少なかった。
野球をしたり相撲を取ったり、パッチンをしたりビー玉をしたり、これで運動能力を高めていた。出来ないと平手打ちをしたり、楽しく昼ごはんを食べるとか出来ない指導者にはそんな経験が無いんでしょうね。
今から30年ほど前、ある少林寺拳法の道院にいっていたとき、子供たちは習いごとが多くなり始めていました。そこで、遊ぶ時間も無いだろうと道院長は馬を数人で作ってどんどんそれに乗ってつぶしにかかる「馬乗り」や、「おしくらまんじゅう」などで遊ばせておられた。これってすごく楽しい体力づくりですよね。これこそ、私たちの年代の発想ですね。
子供たちに変な競争心を植えつけるよりも、遊びの中で体力をつけ、さまざまなルールを身に付けさせることの方が大切ではないのかと考えますが・・・・。
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