集中豪雨

 今朝の新聞に、南九州の集中豪雨の被害が報道されていました。4人の方が亡くなられ、鹿児島、宮崎、熊本で一時は4万8千世帯に避難指示・勧告が出たということです。住宅の浸水や土砂崩れによる崩壊など、大きな被害が出ています。被害にあわれた方々に対しお見舞い申し上げたいと思います。
 最近の集中豪雨や台風の被害は過去最高ということが多く、夏の暑さなど異常さを感じてしまいます。日本だけではないですよね。アメリカでも、ハリケーンが異常にに大型化していますし、シベリアでは永久凍土が溶け出して埋もれたマンモスが出土しています。北極海では、氷河が溶けている。
 地球の温暖化が確実に進んでいるようです。その影響での異常気象なのでしょうか。地球は、奇跡的にたまたま様々な条件が整い生命が生まれ、美しい自然がこの生命を育ててきました。本当に微妙なバランスによって支えられていたんだと思います。こうしたバランスがいま崩されつつあるんですよね。このままでは、私たちの子供や孫の生きる時代はどうなるのでしょう。
 いま、もう一度自然と人間の関係を問い直したいですね。人間は、自然と対立するものではなく、自然の一部と捉えるべきだと思います。自然の一部として自然に溶け込み生活する術を作り上げるべきでしょう。田んぼは、単に米を作るところでなく、水をたくわえダムの役割をしていた。山は、人間が手をいれ育てることでさらに素晴らしい自然のサイクルを作り上げる。こうして、人間は自然のなかに身をおいて自然を育ててきたはずです。
 子や孫に豊かな地球を残したいですね。自然とともにどう生きるか、自然をどう活かすか、みんなで知恵を出し合いましょう。

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