(続・続)歴史認識・・・

 昨日の続きですが、玉音放送を聞いてめ以子は「終わった」と小さな声で言ったということで先週の番組は終わりました。
 毎日見ている私は、今後の展開がどうなるか気がかりで・・・。
 「国を作り変えたい」と言っていた泰介は無事に帰るか・・・夫の悠太郎はどうなのか。
 
 
 先週の『ごちそうさん』で色々と考えました。
 国を守るとは何だったのか。国は国民がいて国民のための施策をやるというのと違うんですよね。戦前は違っていたんですね!
 国=国体(国民体育大会ではないです)という得体の知れないものを守るということだった。だから、青年たちは国体護持の為に生命を投げ出せということだったようです。主権者としての国民なんていったら牢屋行きの時代で国民は臣民(けらいだったということ)だったんですね。
 国体護持の為に外国へ兵を進めて行った。そして、欧米列強からの解放を叫んだ。しかし、日本に占領された国々の人々にはこれがどう写り、どんなことをして来たのかもう一度検証しなければならないという気がします。
 偏った見方でなく庶民の目でお互いの歴史を綴らなければ。
 なにも、現在政治家たちが進めている歴史認識とやらの問題でなく、私たち庶民が戦争中どう扱われてきたか歴史を振り返る必要があるのでは・・・・。
 今後も、世界平和の為に貢献する日本つくりの為の歴史認識こそ必要だと思います。瀬戸内寂聴さんがテレビで心配顔で語られていた『戦争をする国』の方に向かっているのでは。気にかかるのはあの戦争を経験した寂聴サンの世代。平和憲法の意義を学んだ世代の私たちも・・庶民は多いに気がかりですね。
 金曜日の『ごちそうさん』のドラマでの出征する泰介の言葉を思いだします。

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