6月に福商連共済会総会で「歩き方」の講座を

 6月に業者の団体である福岡県商工団体連合会共済会の総会で、「歩き方」につての講座をやらせていただくことになりました。
 共済会では総会の時に『健康講座』で、毎年医師などを講師に呼んで健康について勉強しているんです。
 
 最近は健康のためにウォーキングをやるという方も多いですね。でも、やりすぎで足首や膝、股関節に故障が出たりすることがあります。また、大きな問題が「正しい歩き方」ということで指導されている歩き方。これを実践することで起こる故障も多いということです。
 「正しい歩き方」ということで習うんですから、故障の原因になるとか思いもよらぬという状態ですね。この問題点を知らせていかなければ、高齢になっても歩けるようにと頑張る方々に膝や股関節の故障が蔓延するのではないかと心配なんです。
 
 今、解剖学的な見方と発生学的を深めて歩きと身体構造から歩くことをお話しようと準備をしています。
 「これなら身体に負担がかからない歩き方ですよ」といっても負荷(負担にしかなってない)をかける方が良いと思っている方にとっては受け入れがたい話ですよね。それで、人の体の構造から話すようにしようと思います。
 以前、膝痛で来院された高齢の女性にストレッチはしないようにとお願いしたところ、「私はジムの先生からストレッチを習ったし、自分でストレッチの本を何冊も買ってやっているんですよ。こんなところでやってるあなたから言われたくない」というようなことを言われたことがあります。すごい人ですよね(笑) でもね、この方を紹介された方は、ジムで指導されておられるというインストラクターの方だったんです。ストレッチを教えていると身体の緊張が抜けなくなるということで来院されました。そして、改善しない膝の痛みの方に手を焼いての紹介だったんです。
 このように間違った常識を信じておられる方には、やっぱり体の構造からストレッチや歩き方を説明しなければと思います。そうしないと田舎のおかしな整体院の爺さんの説教にしか取られませんからね(大笑)

 これから、いろいろと復習したり新たに学んだりします。こういう機会ができると勉強せざるをえないという状態ができます。のんびり爺さんにはいい刺激です。頑張りますよ \(*⌒0⌒)♪

今日の『健康ブログ』は「桜が咲き始めました」です