62年目の平和のつどい

 今日は62年目の長崎の原爆の日でした。
 亜季が通う西戸崎保育所では、「平和のつどい」が開かれました。私も娘と一緒に参加しました。
 
 「つどい」では、亜季と同じゆり組の子供のお母さんが、
 “美容室を経営していて様々な方に戦争の話を聞くが、だんだん実体験として話せる人が減ってきている。戦争の体験を伝えることが大切だ。
  イラク戦争で後方支援をしていた米兵から、ウラン弾による放射線の被害が出ているということだ。イランで奇形の子供が生まれたり、子供の健康被害も出ている。現在の世界で、いまだに戦争による問題が起こっている。”
ということをお話されました。
 
 現在も地球を何度も焼き尽くすくらいの核兵器が存在し、また核廃棄物を利用した砲弾(核爆発はしないが放射線の影響を与える)などが戦場で使用されています。世界の核兵器を全て失くす声をあげなければならないと思いました。
  お母さんの話の後は、先生方の影絵による福岡市東区の馬出(まいだし)にあった動物園の物語が上演されました。馬出に動物園が有ったという話は聞いたことがありますが、詳しくは知りません。
  戦争中の動物園の動物達の話です。この動物園の象は、餌が十分に与えられなくなり病気で死んでいったそうです。そして、ライオンや熊などは飼育員によって銃殺されていったという悲しい話でした。みんな、どんなに悲しみ苦しんだことか・・・。
  最後に保育園児たちの「青い空は」の合唱を聞きました。
  「青い空は」を歌う子供達に戦争がない世界核兵器などない世界を残してやりたいと思いました。
  「今日の話を周りの人にお話してください。」という呼びかけに、この話ブログでみんなに見てもらおうと思いました。
  私の好きな「青い空は」の歌詞の一部です。
   青い空は青いままで 子供等に伝えたい
   全ての国から戦(いくさ)の火を消して 平和と愛と友情の
   いのちの輝きを この固い握手と歌声に込めて
 亜季が成人する頃には核兵器と戦争がなくなり、美しい地球が残せますように!!

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