66年目の広島原爆の日
今日は66年目の広島の原爆の日でした。
ここ数年原爆の日に広島と長崎を交互に訪れていました。今年は、土曜日で仕事が忙しく行くことはできませんでした。
テレビで平和記念式を見ながら色々と考えさせられました。(式典は5万人が参列されたということです。外国からも66ヶ国の代表と欧州連合の代表が参加されたそうです。)
松井市長の平和宣言は、公募された被爆者の声を盛り込み、被爆者が恒久平和を希求し続けている。「今こそ私たちが、すべての被爆者からその体験や平和への思いをしっかり学び、次世代に、そして世界に伝えていかなければなりません。」と訴えました。高齢化される被爆者、今日まで苦しい思いをされた人々の声を伝えることが本当に大切と思います。
長崎市とともに平和市長会議の輪を広げること、世界の為政者たちが広島に集い核不拡散体制を議論するための国際会議の開催の決意も述べられました。
私は、一人一人の声は小さいけれど、子供や孫に核兵器の恐怖を残すまいと世界中で声をあげれば世界は変わるという気がするのです。みなさんどう思われますか?
そして、今年の3・11東日本大震災と福島第一原発の事故にも言及されました。「早急にエネルギー政策を見直し、具体的な対応策を講じていくべきです。」ということです。
原発がもう一箇所、何らかの事故が発生し放射能が漏れたら、もう日本という国は終わりです。
「国会で説明した児玉龍彦・東大教授によれば、福島からは広島原爆20個分(ウラン換算)の放射性物質が飛散した。残存量もはるかに多く、影響の広さ、長さは知れない。」と今日の朝日新聞天声人語は書いています。大問題です。原子力は魔物です。
被災地の子供たちに大きな影響が出ないように最善の努力を行政に求めたいですね。二度とこのようなことがないようにするには脱原発しかないと私は思います。
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