正しい歩き方は正しいのでしょうか・・・歩き方講座 2
10月18日の「歩き方講座 1」の続きです。
前回、西洋人との体つきの比較や西洋式の動きを基準にした身体論に問題があるのではないかということを書いています。歩き方にも、こういう問題が出てきているんですよ。
正しい歩き方は「歩幅を大きくとって手を大きく振って」ということになっています。そうですね、小学校で運動会の時の行進などで教わる歩き方です。これのような歩き方を繁華街でやってみてください。みんな振り返ってみるのではないかと思います。なんとなく、変人ぽく見えるかも・・・・
こういう歩き方でのウォーキングを「正しい歩き方」としてすすめられています。そして、こうして大股で手を大きく振ってある時にカカトから着地し、足の外側を体重移動させて爪先側に持っていくことが正しいとご教示されます。しかしですね、何で正しい歩き方を習わなければならないのでしょうか。多くの日本人の歩き方が悪いから・・・????
こうして学んだ歩き方や走り方を続けて、足や膝、股関節に故障を起こす方が多いのは何故なんでしょうね。多くの日本人が学ばなければ正しく歩けないなんて変ですよね。だいたい「正しいあるき方」が正しいと誰が決めたのでしょう。ここが大きな問題です。
「正しい歩き方」で足や膝を痛めるということを実験している動画がたくさんあります。爽快館に来られるなら実際に体験していただけるのですが、YouTube の動画を参考にしてみてください。「つま先側着地」で検索するといろいろと出てきます。カカト着地をすすめる動画も出てきますが、これもご覧になって、つま先側着地との違いをご確認くださいね。おすすめの動画は「かかと着地が足腰を弱くしている」「正しい歩き方は間違っている!?膝が痛いの原因はこれです」(MSPトレーナー神戸淳)「CGS予防医学 第37回 間違ったウォーキングが日本を不健康に!」です。ぜひご覧ください。
次回、快い健康的な歩き方について、練習方法などをお伝えしたいと思っています。宜しく (^_^)ノ
今日の『爽快さんがゆく』は「秋に植える野菜は・・・遅れています」です