聖火リレー

 チベットへの中国政府による弾圧への抗議で大きな話題を呼んだ聖火リレーが終りました。今日の報道番組でも多く取り上げられていましたね。
 チベットは伝統的なチベット仏教の教えを守る国です。中国との文化的違いは明らかです。様々な見解の違いが生まれても仕方がありません。これを、どうお互いに知恵を出し合い解決するかが問題です。
 チベットでの弾圧への抗議の声が、世界中のチベットの人々を中心に沸き起こっています。私も、仏教徒への政治的弾圧に強く抗議します。この抗議の声を広く集めて、人権意識や民主主義の意識が欠如する中国政府を動かさねばならないと思います。
 聖火リレー中に多くの人々に、チベットでの弾圧の実態を知らせることは必要なことだと思います。しかし、聖火リレーの列に突っ込む、ものを投げるなどは許されることではありません。ランナーに怪我でも負わせれば中国政府の人権感覚とあまり変わらないものと思われて仕方無いですね。
 多くの人々に訴え、世界の良心的な声を集め中国政府を追い詰めることが必要なのに、多くの人々に不信感を持たせる行動はやめてほしい。
 あのものものしい聖火リレーは、平和の祭典というものではないですね。中国政府に大きな責任があるということは認めますが、運動の方法をもっと考えなければチベット問題の解決が遅れてしまいそうで残念でならないですね。 

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