宇宙旅行・・・・
「ハッチが開いて草の香りがシャトルに入ってきたとき、地球に迎え入れられた気がした」と、宇宙飛行士若田光一さんが語ったと朝日新聞の1日夕刊1面トップに報じられています。
今朝の朝日新聞朝刊1面には『若田さん地上の試練』の見出しで、宇宙空間での生活がいかに人間にとって過酷なものかが報じられています。
いつの間にか21世紀となってしました。でも、わたし達が子供の頃に目を輝かせて語った未来21世紀の宇宙旅行はまだまだ実現不可能です。
21世紀に生きるわたし達は、核戦争で滅びた地球を見た『猿の惑星』の宇宙飛行士の体験・悲しみに通じる状況が地球上に展開されているような気がします。
よく考えると、わたしは宇宙空間を気の遠くなるほどの時間をかけて作り上げられた最高の宇宙船『地球号』に乗り込んでいるんですね。
この『地球号』の、船内環境は危機的です。争いを繰り返す時ではない!!
飢えた子供たちは先進国の家畜やペットよりもお腹をすかしています。同じ『地球号』の仲間達なんです。世界中に不況で失業者が増えています。日本では、仕事を失った若者たちがホームレスとなっています。
もう争いをやめて、お金儲けの武器は作らず『地球号』を守り、みんなが『地球号』での任務を分かち合いましょう。子供や孫達、更にその子孫達がの『地球号』での宇宙旅行を楽しめるように!
朝日新聞30面『核なき世界へ オバマと被爆者』の連載が。
核開発と宇宙開発は深く結びついてきました。
「核兵器を使用した国の道義的責任」を語る、アメリカのオバマ大統領の核廃絶に向けた今後の努力に期待し、世界中の世論として核廃絶が語られることに望みをかけたいですね。
あの、映画『猿の惑星』の宇宙飛行士が、廃墟と化したニューヨークの自由の女神を見て嘆くあのシーンが私達の『地球号』の未来で無いように・・・!