なんとか生き延びてくれました(ニコニコ)

 危険な状況にあった母は何とか落ち着いてきました。酸素の吸入も外れ透析も週3回に移行しつつあります。重湯を自分でスプーンで少しづつ食べることもできます。私たちの顔もわかるようになって(声は出ないのですが)話も少しはできます。まだ肺炎が治ったわけではないので、油断は禁物というところですが一安心です。
 母は、若い頃から建築現場などで肉体労働をしてきました。身長140cmくらいの小柄な体ですが、若い頃より鍛え上げていた強靭な体があたからこそ生き延びることができたと思います。
 これから立ち上がり歩行ができるようになるのか・・・。
 先日、リハビリと称して座ることもできない母を無理に立たせて、手を外し7秒間立ちましたという報告を受けました。その夜から、腰が痛いと苦しみました。下半身の筋肉が落ちてしまっているので立たせるということが無理なのですよね。まずは、下半身の筋肉を仰臥で動かしていって、次に腰掛けて訓練をすべきだと思います。こういう報告をするということが分かりませんね。いい事をしたと思っておられるのでしょうが、筋肉が硬化して動くたびに痛みを発しリハビリが苦痛になって長期間リハビリを受けなければならなくなると私は思うのですが・・・。これまで、リハビリのために筋肉痛で困っていると言う相談も数例受けて施術したこともあります。
 医師には、肺炎が全然好転してない状況で何故無理なことをさせるのかとリハビリは車椅子での散歩くらいにとどめるよう要請しました。
 本人は胸や腰の苦しさを訴えています。それに無理な運動をするのは常識的にどうかなと思います。
 何故、そんなことをするのか説明を求めますが回答が無い。こちらから、何故やってはいけないと思うかを常識にもとづいて説明しすると、「そうですね、早く立てるようにしたいので焦っていたようです。」ということです。なんなんでしょうね・・・患者の状態を理解しているのか分からないし、医師と医師、医師とリハビリの担当者の意思の疎通ができているのか分かりませんね。

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