もうすぐ巣立ちです
爽快館の隣の自宅の玄関灯の下に、ここ数年ツバメが巣を掛けています。材質がプラスティクのものに巣を掛けようとするので、なかなか土がつかずに困っていたので板を当ててみました。それからは土も落ちにくく上手に巣を作りました。毎年古い巣を修理しながらツバメが子育てをしています。玄関灯がみっともないし、はげかけたペンキも塗りなおしたいのですがツバメの巣は壊したくないですね。
今年は、一組目のカップルが卵を温め始めたころ、カラスがやってきて巣を壊し卵を食べてしまいました。ツバメの夫婦が飛んで出たわずかな時間の出来事だったようです。半分くらいの巣の土が落ちていました。ツバメのただならぬ鳴き声で私も気づき、カラスをなじりました。しかしカラスも生きていかねばと懸命なのでしょう。興奮したツバメがカラスを追いまわしていました。その後数日、ツバメは悲しそうに巣を見に来ていました。
しばらくして巣の補修をするカップルの姿が。前のカップルかどうかは分かりませんが、巣は補強され丈夫なものになっています。私もツバメに協力し、カラスが嫌いな黄色の紙を細く切ってぶら下げてみました。カラスが近くまで来てますがまだ巣は壊されていません。
いま四羽の子ツバメの毛も生えそろい、巣から大きく伸びだして、親鳥がえさを運ぶのを待っています。
巣を飛び出そうと子ツバメが身を乗り出すとき、親鳥が励ますように鳴きながら子ツバメを見つめる姿はほほえましい。何故か私まで励まされます。今年ももうじき巣立ちです。