私達が子どもの頃のように

 今日本屋へ行ったら月刊誌の『Tarzan』誌に「子どもの体力が危ない」という記事が出ていました。
 体力低下が言われるが、子どもの体力は落ちてないという事を書いていました。習い事で運動をしている子ども達はそれなりに体力があるが、運動をする機会がない子供の体力低下は深刻ということです。
 「子供にとっての運動のメリットは何か?」と設問を設けて、体を動かすことで脳の活性化、脳神経系のダメージに対する回復力が上がる、精神の安定にも効果」という趣旨の報告が書かれています。そして、学校外での子供の「受け皿」の必要性「総合型地域スポーツクラブ的役割・・・・」と難しいお話が続いていました。
 色々言うより子供が体を動かし遊ぶのは本能ですよね。これに理屈はいらない。遊ぶことは楽しいですよね。それを、習い事にするからおかしくなる。小学校の頃野球をやったりサッカーをやったり、走りまわったりして遊ぶ、その延長で中学生になってクラブ活動をはじめてまた楽しむ。こんな中で才能がある子はプロの選手にもなる子も出てくるでしょう。
 何故このような私達が子供の頃のようにできないのか不思議ですね。子供がおかしくなるのも当たり前でしょう。体を動かしながら遊ぶことが無い子供たちは可愛そうですね。
 こんなことに運動の効果が何の、学校外の受け皿の問題の何のかんのではないような気がします。大いに遊ぶ環境や時間をつくってやること。遊びの中で仲間を知る。一緒に成長する喜び、仲間の大切さを学ぶことなど、私達が遊びの中で得たことを、今の子供たちにもちゃんと経験させることが大切と思うんです。こうしたことで子供たちの体力知力は回復するのではないかと思います。学者が色々言うより、子供たちに走り回らせていたほうがどれだけ子供たちの体力が向上するか。
 記事の中に、一流の陸上競技のアスリートが子供たちと一緒に走り子供たちに陸上競技の面白さを伝えたということです。大変いいことだと思いました。でも、始まりは楽しく遊ぶことだと思うのですが・・・。

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