世界の世論は脱原発

 　イタリアで行われた原発再開の是非を問う国民投票で、原発凍結賛成が９４％という結果を出しました。
　福島第一原発の事故以来、世界中で原発に対する疑問や不安が広がっているようです。人間の力でコントロールができ得ない原発は、またどこでどういう事故が起こるかわからない。想定外に事故が起こると自然環境や人体に多大な影響を与えてしまうのです。
　福島のみなさんの生活を破壊し、子供たちへの影響が心配される・・・・このようなことはもうゴメンだというのが世論でしょう。
　石原自民党幹事長が「あれだけ大きな事故があったので、集団ヒステリーになるのは、心情として分かる」と述べたそうですが、イタリアの人々を集団ヒステリーというのはどういうつもりでしょうね。政治家の発言として適切なのか。腹立たしい限りです。
　原発が安上がりだからとか言いますが、事故が起こって子供らに影響が出ることなどを考えるとそんな問題ではない！今回の事故での保障を取ってみても、また環境への影響を見ても安上がりではありません。安上がりを言いつつ、原発利権に群がる勢力があるのでは・・・・・。
　昨日の朝日新聞朝刊に「９知事　原発『減らす』　　本社アンケート『やめる』２人」という見出しが。多くの自治体の首長も住民の命と健康、くらしを守るには原発を推進することは出来ないですよね。
　
　これから計画的に原発をなくし、自然エネルギーを活用した発電の研究が進むようにしたいですね。子供や孫たちが美しく平和な星・地球で生きていけるように！
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