原発に群がるものたちは・・・

 　今朝の朝日新聞一面トップ記事は「九電『県説明会　参加を』　　佐賀の社員らに要請」と言うものでした。県民が参加し意見を述べたり質問したりという説明会に、社員を参加させ世論誘導をするつもりだったのでしょうか。
　個々の県民の参加に対し、計画的・組織的な取り組みです。何で、こうしてまで・・・・と思いますが、さまざまな利権が複雑に絡み合う世界なのでしょうか。
　島耕作のシリーズ物の漫画で、原発を進める大手の電器メーカーの話がありましたね。きっと、原発の発電機のメーカーと電力会社との結びつき。自治体と電力会社の結びつき。安全性をアピールする科学者や文化人の結びつきなど複雑に支えあいながら結びついているものがあるような気がします。島耕作は漫画ですが、そう嘘ではないようながするのですが。
　そうこう言っていると、佐賀県知事が九電から献金を受けていたとか・・・・。更に玄海町長の兄弟の会社が、玄海原発の工事で１０億円もの工事を受けていたということです。
　なんと、みなさん原発仲間なんですよね。それで、安全なら良いのですが、一連のつながりに儲け話は有っても、安全を本当に追求し近隣の住民の不安を解消してもらおうという発想がないですよね。
　いまは、原発で潤う人々と、その原発の恐怖にさらされる私たちとが対峙しています。さまざまな、国民の世論を踏みにじろうとする画策や結びつきが明るみになっています。
　もしもの事故は防げることはないのです。原発は人間の手に負えないというのが現実です。安全な自然エネルギーでの電力供給を計画的・段階的にすすめることを求めたいと思います。
　子供や孫の時代に素敵な地球を残していくために、原発を無差なければならないと思うのが多くの国民の考えていることですよね。
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