『運動前のストレッチはやめなさい』

 最近読んだ本で、『運動前のストレッチはやめなさい カラダを痛めず硬さをほぐす効果倍増メソッド』(中野ジェームス修一著 SB新書)というのがあるんです。
 本の表題を見られて、おお爽快さんと同じことを言っていると思ったでしょ!!!
 それで、ストレッチに変わるメソッドを期待して買いました・・・・が、結局、みなさんはストレッチの仕方が間違っているという本でした。正しいストレッチは20秒くらい気持ちのいいくらい筋肉を伸ばして・・・というようなことです。
 運動する前に静的ストレッチをいきなりはじめると筋肉を傷める、だから筋肉を暖める準備運動をしてから静的ストレッチで筋肉を柔らかくするのだそうです。ややっこしいびっくりし、静的ストレッチによる筋力の低下など防げないのではないかと思います。
 静的ストレッチをするより、ツッパリ感や痛みがある動きがあれば痛くない方にゆっくり動かし(操体法では痛みから逃げると表現)てみるのです。すると、ツッパリ感や痛みは消えて動きが改善されるんです。これだったら、身体を暖めてとか考えなくていいのです。
 私が、空手をする前には、こうした操体法の基本運動をやって、手をブラブラする気功や中国武術の基本運動を体全体の連動を感じながらやっています。これで、身体はグーンと軟らかくなるし身体が暖まるんです。このような簡単なことを続けていたら、足が上がりやすくなっています。
 ストレッチで痩せたり、膝の痛みが取れたり、腰痛が治ったりはしないと著者もいっています。あまり、ストレッチに期待はしない方がいいと思います。逆に、操体法の基本運動を続ければ、筋肉から来る膝痛や腰痛は序々に改善しますよ。
 操体法の基本運動をはじめ、健康に良い体操は月二回、第二・四日曜日に西戸崎西緑地で指導しています。操体法をまとめられた橋本敬三先生の操体法を広げたいという志に基づき、無料で指導しています。是非、参加ください嬉しい
整体の爽快館のホームページは https://www.sookai-kan.com/
 

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