ニチャン・ケントゥル・リンポチェ師の法話を聞きました
今日はチベット仏教の僧侶で、日本のいくつかの大学でもチベット仏教についての講義を行っておられるニチャン・ケントゥル・リンポチェ師の法話を聞きに行きました。
師は85歳という高齢です。法話は日本語で行われました。高齢にも関わらずと言えば叱られるかもしれませんが、とにかくお元気です。
チベット仏教の経典『三十七の菩薩行』の説明をしていただきました。この経典は仏教徒として生きる時の心得を溶いたものです。こういうことをするということが書かれているのです。(ちょっと長くなるので詳しい内容はいずれお伝えします。)
私の仏教の知識の無さから、深い理解はできずに残念でした。今後、もっと仏教については学んでいきたいと思っています。
経典ですから、わかりやすく言えば『お経』ですね。師が最初に学んだ『お経』だということです。日本人の感覚からすれば、『お経』は漢字の羅列で意味があるのかわからない・・・とにかく唱えていればご利益があるのではないか。という捉え方をしてしまいますね。でも、元々経典は、人間の生き方や世界のあり方を説いた哲学書なのですね。今日の法話でこのことを強く感じました。
日本の現在の仏教の多くの宗派やいくつかの新しい仏教宗派が、現在の憲法改正の動きに反対の声をあげています。仏教者が戦争に反対していくということ、現在の政治のあり方に疑問を出すこと大切なことだと思います。
私は仏教の精神を大いに学び、参院選挙を前に平和について考えていきたいと思います。