こっちの方が痛いんですよ
初めて爽快館においでくださったMさん(左大腿部に痛みがあり、歩行時に引きつった感じがすると訴えられています)
気持ちのいい動きで調整するという説明が理解しにくかったようです。腰を下ろして脚を左右交互に上げて
「どっちが上げやすいですか?」
「右脚です。」
「そしたら、右脚を軽くあげて見ましょう。」軽く脚をあげて
「抵抗をかけますから。」
「こっちの脚が痛いんですよ!」と左大腿部を指さしました。
「はいはい、動いて痛みが無いほうを使って調整するとですよ。」
なんとなく不審顔で以前行っていた整体院の話をされます。
「その先生のおかげでよくなったとです。前はまだ悪かった。」
あんたよりあっちがよかったと言いたげです。
「そうですか、よかったですね。」と言いながら2回ほど操法を試し、左脚を動かすと「あっ、痛うない。」
それからは、爽快館の施術を理解されたらしく、
「脚が痺れる方来ますか?友達に困ってる人がおるとですよ。ここのこと話してみますから。」などとうち溶けて話されます。スムーズに施術も終わり、ニコニコと軽くなった体で「歩きやすい!!」と帰られました。
やはり口で説明しても理解していただきにくいんですね。しかし、操体法の動きを実際にやってみると「エッ!」と驚かれることがしばしばあります。痛みが消えるんですね。骨格も整い動きも変わります。