長崎を最後の被爆地に
「人間は、いったい何をしているのか」で始まる平和宣言文。今年で61年目の被爆の日です。一瞬にして多くの命を奪ってしまう核兵器が、世界中に地球を何回も破壊し尽すほど作られています。そして核兵器を保有する国があちこちに拡がっています。長崎宣言は、こうした状況に「長崎では怒りと苛立ちの声が渦巻いています。」と述べています。
被爆者の苦しみが続いています。やけどなどの外傷と共に、放射線を浴びたことによる様々な体の不調です。ひとりの人間を殺めたのなら罪となり、敵とされる人々を大量に殺害したら英雄という考え方が、いまだにはびこっていることは悲しいことですし怒りを感じます。そして大量の人間を殺せる武器こそ、こうした戦争を必要とする人々が求めるものです。
広島・長崎の被爆の惨状を、そして被爆者がいまだに苦しむ姿を忘れないようにしたいと思っています。「被爆国の政府として、再び悲惨な戦争が起こることのないよう、歴史の反省の上に立って、憲法の平和理念を守り・・」と宣言文は訴えています。私は、様々な方々と平和について語り、平和な社会を求める方々と手を取り合っていきたい。
「被爆者の願いを受け継ぐ人々の共感と連帯が、より大きな力となり、必ずや核兵器のない平和な世界を実現させるものと確信しています。」(長崎宣言より)常に戦争の犠牲にされてきた国民が、平和を求めるために力を合わせたいものです。
最後に一言、「平和やけん健康たい!」