低ナトリウム血症

 水分補給・塩分についての記事を見つけたので紹介します。
 「米国で女性長距離ランナーが競技後に死亡。死因は水の飲みすぎによる低ナトリウム血症。長時間の激しい運動によって汗といっしょにナトリウムが出て行き、そこへ水分だけ補給すると血中のナトリウム値が低下して脳が急激に膨張し死に至った。2002年のボストンマラソンでは参加者を対象にした調査で、466人中、13%に低ナトリウム血症(血清ナトリウム値135mmol/L以下)があり、0.6%は120mml/L以下の重度だった。運動中の低ナトリウム血症は長時間の運動で水を飲みすぎた場合に起こる。トライアスロンとまではいかなくても、テニスや野球でも長引けば低ナトリウム血症の危険性は生じる。2004年のヒューストンのマラソン大会では給水場を半分にしたら低ナトリウム状態の選手は減った。
 運動中のナトリウム減少は運動中に補うことがよく、電解質を含んだ飲料を摂取するのがよい。ただしあまり過剰に飲まない。運動後に体重が増えていれば明らかに水分の取りすぎ。」(要約してます。出所はファインド誌2006年10月号)やはり水分を取る時には塩分補給が大切ですね。昔は、汗をかく作業をするところには必ず塩をおいて水といっしょになめていたといいます。体が求めるものに敏感だったのでしょうね。

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