有難うございます

 私の好きな「ぶること無かれ、らしくあれ」という言葉があります。たまたま20年ほど前にラジオを聞いていて知った言葉です。教師になった方へ、その恩師が卒業のときにくれた言葉ということだったと思います。
 先生ぶることが無いように、よい教師であってほしい、教師らしく育ってほしいという願いを込めた言葉でしょう。大好きな言葉です。
 爽快館開業時「整体師らしいとは何か」と考え、どうしたらそう見えるかを気にしてました。でもそれは、表面の見え方の問題でした。「らしさ」は、うちから滲み出してくるものだと思うようになりました。
 たくさんの方々に出会い、施術や人間の出会いについて考え、皆さんに整体師はこうあるべきだと教えられながら、その中で「らしさ」が身について行くと思うんです。でも、常に「整体師らしい」とは何かを自問することは大切だし楽しいもんだと思って来ました。
 施術を受けに来られる方は、「先生」と仰いますので(爽快館では、そう呼ばなくていいんですが・・・)勘違いして「先生」になったつもりにならないようしたいですね。
 私の理想は、「私の仲がいい整体師、宇野さん、この人に施術してもらったらすごくいいよ!!腕は確かだし・・・親切ですよ。」といわれることです。もっともっと学び、「らしく」なりますね。
 施術を受けて帰られる方に「有難うございます。」といっていたら、知人が、「それはらしくない。」とアドバイスしてくれました。「有難う」は施術を受けた方の挨拶ということのようです。そういわれれば、私が、腰痛やむち打ち症で整体・カイロ・マッサージなどいろんなとこへ行っていたとき「お大事に。」と言われたり、私が「有難うございました」というと「はい」という返事を返す先生が多かったですね。
 私は6年間くらい販売の仕事をしていたので、自然に「有難うございます。」が出るんです。いいことと思ってるんですよ。
 来院していただいた方には感謝すべきですよね。数ある整体院の中で「爽快館」を気に入ってくださって、足を運んでいただくことに当然感謝します。これで、生活させてもらってますもの。やはり最後は感謝の気持ちを表すべきですよね。これも私の「らしさ」の大切な部分なのです。皆さん「有難うございます。」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

前の記事

於血解消

次の記事

忘年会シーズン