椅子と腰痛の関係
「どんな椅子を使えばいいですか」という質問をよく受けます。
みなさん、満足のいく椅子をお使いはないということでしょうね。「椅子に座っていたら腰が痛くなって」ということもよく聞きます。このような状態でデスクワークをしていたら腰痛が酷くなりますよ。施術しても痛みが取れないという方は生活の中での問題を解決しなければならないです。
どういう椅子が良いかと言えば、膝関節より股関節が高くなる椅子が良いんです。良いというか、そういう椅子でないと腰痛は解消しにくいということです。試しに体育すわりをやってみてください。それと胡坐も・・・この二つの座り方だと股関節が膝関節より低くなりますね。そして腰が円く曲がってしまいます。非常に悪い姿勢となってしまいますね。この姿勢は非常に腰椎に負担をかけて腰痛の原因となるのです。
人間の身体は、膝関節が股関節より高くなれば背中が円くなるようにできているんですよ。仕方がないのです。そこで、腰椎に負担がかからない座り方というのが大切ですね。それは、膝関節が股関節より低い位置になれば背中が伸びて楽になるんです。このことを実行すれば腰が楽になります。
正座をしてみてください。正座の時には腰が伸びるでしょう(正しくは丁度いい湾曲を描くということ)。このときは膝関節の方が股関節より低いい位置にあるでしょ。この状態を作る椅子も市販されています(8000円くらいします)。椅子を求められることがお勧め・・・ですが、普通の椅子でもお尻の下に座布団を二つ折りにして敷くとか、浅く腰かけて膝を低くするとかで代用できると思います。
大切なことは、膝関節を股関節より低くすることです。テレビの健康番組では、ここまで踏み込みませんね。胡坐が悪いとかまでは言いますが・・・。身体の法則を知っておけば工夫ができますね。みなさんお試しください (*^^)v
今日の『爽快さんがゆく』は「キュウリの苗を植えました」です。夏野菜の植え付けが進んでいます (^^♪