健康診断は必要ない?

週刊文春の5月19日号に「『80代を元気に生きる健康法』嘘とホント」という記事が掲載されていました。

記事の中に「健康診断は必要ない?」という設問があります。最近医師が健康診断は受けない方がいいとかいうことを主張されているということを見聞きしますね。私は健康診断は受けた方がいいと思っていますので妻も私もちゃんと受けています。

私が定期的に通っている診療所の先生も定期的な検査をすすめられていますので、いろいろと検査をお願いしています。検査値が悪ければ食事や運動に気を配、次の検査では問題がなくなっています。自分の身体の状態を知るには便利ですね。

記事の設問の回答として自治体で実施している、75歳以上を対象にした「後期高齢者健康診査」が推奨されています。これにはフレイル(加齢に伴う心身の衰弱)の問診がセットになっているからということです。フレイルを放置すれば二年で約半数が要介護になるということで、対策することで要介護予防に繋がるということです。

記事中で亀山ファミリークリニック館山院長の岡田唯男医師の「心配事を増やしたくない人にとっては受けない方が幸せということもある。ただ、その代わりに健康利益を放棄している可能性もある。つまり受ける受けないは、その人がどんな人生や老後を送りたいかにかかっているのです」という話が紹介されていますが同感ですね。

体調が悪くなってからもっと早く分かっていればと嘆くより、常日頃の養生のきっかけとして健診は大切にしたいです。

病院がぼろ儲けをしたいので薬を出したり検査を勧めたりするという医師がおられますが、私の周りの医師たちを見てもそのような風には見えないのですが・・・。

次は『爽快さんがゆく』の更新です