内臓不調からの腰痛

　腰痛に関連してよく聞かれることをお話します。
　「この腰痛は内臓からですか？」といった質問を受けます。質問を受けても施術をしてみれば痛みが解消してしまった。そういうことなら「ああ、よかった」で終わってしまいます。でも、施術で痛みが解消しないことがあります。こういうときは病院での検査をお願いしています。すると、腎臓に結石があったなどということがよくあります。腎臓や尿管の結石で痛みがあるのならこれを取らないと、当然のことですが痛みは無くならないですね。
　こういう内臓の不調の時の痛みと、腰の筋肉の問題による腰痛の違いは何かといえば、筋肉の痛みなら前後左右、右回り左回りの動きのいづれかで痛みが消えるということです。
　昨日の話で筋肉が縮まる動きは痛みが消えるということがありましたね。筋肉がどの動きかで縮まるので楽になるということです。これとの比較で、内臓からの痛みなら腰の筋肉を縮めたからといって消えはしません。これを施術することで痛みを取ろうと考えてもうまくいかない。こんな時は爽快館では、信頼できる病院に行って検査を受け医師の指示に従うことをお願いしています。
　内臓が悪くなるということ自体は、生活習慣の問題や体の使い方の問題、体が歪んでることなどの現れかもしれません。しかし、腰が痛くなるほど内臓が問題を起こしているなら急いで病院で検査を受けるべきですね。