大股歩きで膝や腰が不調

 大股で歩くことが健康的と思われている方が多いですね。

 でも、こういう方が膝が痛いとか腰が痛いと来院されます。歩いてもらい確認すると膝や股関節、腰に負担がかかっているのが分かります。

 もともと日本人の歩き方は手を大きく振って大股でというものではなかったといわれています。膝を伸ばしてとかでもないんです。

 日本人は手はあまり振らずに、足指の付け根当たりで着地して歩いていたんですね。これを試してもらうと必ず歩きやすさを感じられるし、自然に体が柔らかくなります。

 足踏みをしてみてください。足の先の方で着地していますよね。そこが着地すべきところです。

 しかし、大股で・・・が身体にしみついています。つい、悪い癖が出てしまいますね。そういう時にはチョコチョコと歩幅を20センチくらいにして歩いてみてください。つま先側で着地しますね。これを毎日朝夕1分筒続けてみてください。

 続けているとひとりでにつま先側での着地ができるようになりますよ。

 腰や膝を痛めないためには大股で歩かず適度な歩きやすい歩幅で歩いてください。最近、サッカーのプロ選手や陸上の長距離選手が歩き方を見直しているという話も聞きます。

 健康的に見えるというのと健康的というのは違います。健康な歩き方を身に着けてください (^^)/

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