於血解消

 血流が悪く血液が停滞するのを於血と、中国医学では言います。今日の「あるある大辞典」では、この於血が肥満を招くという内容の番組でした。
「ちょい太」を目指しもう少し痩せようとしている私は、興味を持って見ました。
 何故血流が悪いか、同じ姿勢で長時間の作業をすることなどが原因になるとか。運動不足も関係有りです。こういう生活を続けると筋肉が硬くなり血管を圧迫し血流が悪くなる。(筋肉が動くことで血の流れを作っています。フクラハギの筋肉の働きなど大切です。歩くことを爽快館で進めるのはこれがあるから。)
 ここで、実験が行われました。肥満気味の方はそうでない方より、血流が悪いことが計測で分かりました。何故血流が悪いと肥満になるのか。それは、血流が悪いと代謝がうまくいかないからだと言う事です。
 血流アップするにはどうしたらよいか。中国の病院の肥満治療の様子が紹介されましたが、どれも背中を刺激する。吸い玉・マッサージなど背中への刺激が中心です。これも背中への刺激が血流をどう変えるか計測器を用いて試すと、確かに血流がアップします。そして背中のどこに刺激を与えるのが最もよいかを導きだすと起立筋ということが分かりました。
 背中の起立筋への刺激方法は、体の前で脚をアグラをするように曲げて、足裏を合わせる。合わせた足の小指側を両手で持ってからだの方に引く、このとき背を伸ばす、自然呼吸で5秒この姿勢を維持、それから背中の力を抜き自然に前屈状態を作る。引き寄せた足も戻す。これを1セットとして10セット繰り返す。というものでした。(この運動をストレッチと番組では言ってましたが、爽快館でやってほしくないと言っているストレッチではありません。グーッと押さえつけて、無理に筋肉を引き伸ばすのは良くないが自力で伸びをするように伸ばすのは問題ありません。)
 無理な動きにしないなら、かなりの健康効果があると思います。全身の血流改善と起立筋などを動かすことで腰痛などにもいい影響が出るのでは、と思ってます。
 私も早速試してみました。チョッといい感じで気持ちいいですね。続けてやってみたいと思います。血流が改善して肥満解消になったら、またお知らせしますね。テレビ見た方でやってみた方、是非感想や変化をメールください。
 中国医学と漢方との違いについて時々質問を受けます。中国医学のセミナーで中国の医師に聞いた説明では、
 中国医学は、中国で4000年の歴史と伝統を持ち、今も研究され豊かに発展する中国の医学だそうです。漢方は、漢とみんなが中国を呼んでいた時代に日本に入ってきた医学で、日本で工夫・改良されていった医学だそうです。だから、針の形状など違いが出てきてます。中国針は太いですね。薬の処方なども色々違いがあるそうです。漢方という言葉も、様々な使い方をされて何を意味するか分からないような場合もありますが、中国の医師の見解です。ほぼ間違いない説明と思います。
 現在、中国の医師や療法家など来日されて、中医(中国医学)の理解を広げておられるようです。
 

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