赤い下着で元気になる?

 先日、五十肩で腕の動きが悪い方に、色のついたテープを貼る経絡療法をやってみたら、肩周りが緩んでだいぶ挙がりやすくなったと驚かれましたた。
 「赤いパンツをはいたら健康にいいというのは本当ですかね?」と、色の体に対する様々な影響に興味をもたれたようです。色のついた棒を持ってもらって問題の動作をすると、持たないときより動きが良い。その色がどの経絡に対応するかを判断しつぼを選び、カラーシールを張れば緩んでくるということは事実として確認できます。しかし、赤いシールがすべてを改善することにはならないんです。問題がある経絡ごとに改善の反応を起こす色が違うんです。それでどの部分が問題があるかを見極めることが大切になるんです。体を診て、その上でどういう処方が必要かを導き出します。だから、赤が合う方もおられれば、黒が合う方も、黄色が合う方も、白が合う方も、青が合う方もおられます。面白いことに、人が好む色は大体からだの不調経絡の改善色であることが多いようです。この時も家族の不調箇所を聞きながら好みの色を予想して見ましたがよくあたりました。
 健康法を考えるときには、体には合うもの合わないものが各人にあるということを忘れないように。これをしたら健康になるということは万人共通ではないということです。
 中国医学は、体に合うこと合わないことを分析して導き出しすことを大切にしているのです。朝鮮人参はやせた冷え性の方にはよいが太った汗かきにはよくないとかいう決まりがあるんですね。誰でもが朝鮮人参で健康になるのではありません。合う合わないの見極めが大切です。見極めの検査法、経絡の対応色などまた書きますね。まずは、合う体質・合わない体質があると言うことが、赤いパンツの質問への答えでした。

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