核施設も被災
四川大地震で懸念されていた核施設の被災が、今朝の朝日新聞に報道されていました。「民生用の放射性物質計32個が、損壊した建物のがれきに埋もれていた。30個は専門家によってがれきから回収され、未回収の2個も場所を特定・・・」ということです。これまで、核関連施設の放射能漏れを軍は否定してきたが、まだはっきり分からないという状態ということです。
日本でも原子力発電所の下に活断層が走っているなど、大きな問題になっています。原子力エネルギーの利用が、地震やさまざまな事故による放射能漏れなどを起こしたときに人体や環境に与える影響に恐怖を覚えるのは私だけではないですよね。
核燃料は効率よい燃料で二酸化炭素を排出しないのでしょうが、事故による環境汚染を考えると、その危険性は非常に大きなものです。ましてや、兵器として開発されたり貯蔵されたりしているものがあることも悲しいことです。
次の世代に、放射能にまみれた地球を手渡さないように、私達が力を合わせ、知恵を出し合いたいですね。