体の感覚が大切では

 「水は飲みすぎると冷えの原因となる。」と書いてある本と「水をたくさん飲みなさい。」と真っ向から対立するような本が健康関連の同じ棚で売られています。どちらが正しいのかと言いたくなります。しかし、何故水を飲みすぎると冷えるのか?冷たい水が体に溜まるからですか。水が溜まる人はお腹がチャポチャポ音がするそうです。こんな時には腎経の機能が低下しているのでしょう。まず、ここを経絡の調整や漢方薬などで調整しておかなければならないのでは・・・と思います。
 こうするとちゃんと水は抜けていくのではないかな。また、暑い夏には汗をかいて水分を出すように長い時間をかけて作り上げられたからだの習慣がある。これが冷房の普及によって崩れてしまって汗が出ない。結局、水分が体に溜まる。私は、単純に水を飲むからではないと思うんです。むしろ夏は、汗をかくことが体の習慣からいって大切だし、汗が出るなら水分を補給することを忘れてはならない。
 朝食もそうです。抜くことを勧める本もあるし、ちゃんと食べることが大切と言う人もいる。私も色々試しましたが、私は朝は食べないと調子が悪い。これをとやかく言うほうがどうかしていると思います。朝食を抜くと体調が悪いと言う人がいたら悪いのかな?これは体質の問題と思います。朝から私はご飯がおいしい。体が要求するのです。朝食べるから太っているのではないと思います。食べ方を工夫すると体重が落ちてきましたから。
 偉い○○先生が言うから正しいのではなく、あなたの体がどうしたら調子がいいのかを自分で掴むことが大切だと思いますよ。そういう判断が出来るよう体の感覚を育てていくことが大切ではないのか。そう思うんです。先入観なしで様々な人のデーターを分析してこそ物事が見えて来るんですよね。
 こんなことを、今日久しぶりにおいでになった気功の先生と、施術をしながら語り合い、楽しい時間をすごしました。

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