自分らしく幸せに生きること

 『ちょい太でだいじょうぶ』(鎌田實著)をまだ読んでます。ちょいとペースが遅いですが・・・。
 鎌田先生の地域での健康づくりの活動、感激して読ませていただきました。皆さんに感想をお知らせしようと思いましたが、感想は是非読んでいただきたいということです。おお太とからちょい太への先生の努力と成果。地域での住民と結びついた医療活動。食事についてのアドバイス。健康長寿へのアドバイス。日常生活の頑張らない改善で健康を手に入れることが出来ることを知ることが出来ます。
 体のメカニズムも優しく説いてあり勉強になります。まだ読んでいないという方は是非是非読んでみて下さいね。
 チョッとだけ引用させていただきます。鎌田實先生の健康観が分かる文章です。
「減塩はとても重要だが、健康にかかわるのは食事だけではない。労働、運動、休養、余暇、教育、家族、環境、社会的な存在としての自分・・・そんなさまざまな要素がかかわり合って健康はつくられる。そして健康になろうとする意思が自分の内側から出てきたときに、初めて意識が変わり、生活習慣や生き方を変えることが出来る。単純に一つのものだけで健康が守られているのではないことを、みんなで理解し合った。
 健康のためなら死んでもいいと思っている健康オタクがいる。大きな間違いである。
 忘れてならないのは、健康は目標でなく手段だということ。
 目標は自分らしく幸せに生きること。そのために健康が必要なのだ。」
      『ちょい太でだいじょうぶ』鎌田實著 集英社刊 P104より

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