志賀中生お疲れさん

 昨日、志賀中学校の廃品回収が行われました。
 中学生が各家庭の前に出してある新聞の束や空ビンなどを集めて回ります。地域の方と会うと元気よく「おはようございます。」「ありがとうございます。」と挨拶してくれます。爽やかさがうれしくなります。頼もしい中学生を見て、3歳の孫も新聞の小さな束をトラックが回収に来る場所まで運んでお手伝いしました。
 丁度廃品回収が行われているときに、別の校区から爽快館においでになった方も、「中学生が嬉しそうに作業する姿を見て嬉しくなった。」ということです。卒業生としては、嬉しい限りです。この方の校区の中学校の廃品回収は中学生は参加してないという事でした。
 こうして、中学生が地域の方々と触れ合うことやリサイクルについて学ぶことは大切なことだと思います。
 私が幼い頃は炭鉱、農業、漁業、商店などを中心に小さな地域が生活圏であったので、地域の連帯感は強く、子どもも地域の宝でした。宝だから地域の大人たちは悪いことをすれば叱るし、喧嘩をしていれば見守り仲裁する。(NHKの「芋たこなんきん」で土曜日の放送でこんな場面がありましたね。なつかしかです。)落ち込んでいれば「どげんしたとね?」と声をかけてくれました。
 いまは、こうした地域での連帯が薄れてきたことの弊害が出てきていると思えます。しかし、こうして中学生が地域に入って活動してくれることで、新しい地域のつながりも出来てくるのではないかと期待します。何かと言えば中学生の取り締まりにはしりがちですが、地域の方々との共同の作業などを通じて、昔のように社会や人間関係などのルールを学んでいくことが出来るようにしてあげたいですね。
 志賀中の皆さんお疲れ様でした。

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