運動の時間は?
前にも書きましたが、人間は体を動かして食べ物を手に入れるという生活をするように出来ているんです。だから、運動をしないとさまざまな弊害が起きる。でも現代では、多くの方々が坐りっぱなしの仕事や、立ちっぱなしという風にあまり体を動かしていませんね。文明が発展して労働の質が変わったんですね。
このことが原因で起こるからだの不調は、やはり体を動かさねば良くはならない。・・・でも運動の時間が、ということに現代人はなりますね。
脂肪燃焼について言われることが、有酸素運動を20分以上続けないと効果がないということです。これは、これで正しいのですが、30分もまとまった時間が無いという方も多いですね。
爽快館では、10分でも1日3回やれば30分の運動になるといってきました。これでも一定の効果がある、細切れ時間を活用することで運動不足の解消、肥満の解消にもなると思います。
脂肪は、皮下脂肪としてだけ身体に存在するのではありません。筋肉繊維の中にも脂肪が存在します。運動の初期には糖質が燃えますが、このとき筋肉中の脂肪も運動の初期から燃えるということです。15分~20分で燃え始めるのは皮下脂肪です。10分の運動で筋肉中の脂肪が燃えたことで、今度は皮下脂肪が筋肉中の脂肪を補おうとするので、長い目で見たら脂肪が減少していくことになります。出来れば30分くらい続ければいいのでしょうが、時間が無いから出来ないということで終わるより、10分なら出来るということで隙間時間を使って運動するのも有効なことなんですね。
運動をすれば筋肉は少しづつ大きくなり、そのことで基礎代謝量が増え、普段から使われる消費エネルギーも多くなります。また呼吸器・循環器も刺激されて活発に働けるようになることでしょう。
運動できる時間が無いと嘆かないで、まずは10分を見つけ出すこと。これが楽しみになれば素晴らしいことですよ。まずは10分、ボチボチやりマッショ。楽しくなれば、もう10分どこかで隙間時間を見つけたくなりますよ。