有酸素運動

 1月10日の「運動の時間は」の中で、有酸素運動のということを書いていました。今日はそのことについてお話します。説明した方がいいのではとアドバイスをいただきました。知っている方は退屈でしょうが、お付き合いください。ご意見・ご感想もよろしくお願いします。
 人が運動するとき酸素を取り込みながらする運動と酸素をあまり消費しない運動があります。前者を有酸素運動、後者を無酸素運動と呼びます。分かりやすい呼び方ですね。皆さん50メートルを全力疾走したときに呼吸はどうしていますか。ほとんどしてないですね。今度は、持久走を思い浮かべてください。小学校のときに、「吸う・吸う・吐く・吐く」などと走る時の呼吸を習ったと思います。そうですね。このように、呼吸をしながら走りますね。
 もうお分かりでしょう。短距離の全力疾走の時は無酸素運動をしています。この時は、糖質を燃やしています。有酸素運動の時は、酸素を取り込みながら体に蓄えられた脂肪を燃やしながら運動するということです。
 1月10日に書いているように10分くらいでも、脂肪燃焼効果があると現在では、細切れ時間の使用での運動も奨励されているということです。勿論30分続けて行える余裕があるときは30分続けてください。
 運動の強度ですが、年齢体力によって違いがあるでしょうが、脈拍が110~120を越えないくらいの運動ということを目安にして下さい。
 通勤時に、ひとつ手前のバス停で降りて少し早歩きをしてみる。帰りは逆をやると1日20分の運動ができますね。家で大きく手を振って足踏みやその場駆けっこ10分やってみる。20センチくらいの踏み台の昇降で足を鍛える。こんな隙間時間の活用で、有酸素運動ができますね。
 有酸素運動で、呼吸器・心臓は鍛え上げられる。血液中の脂肪も燃やす。
筋肉も強化されるということですね。心臓や呼吸器に問題がある方はお医者さんと相談しながら徐々に運動してくださいね。
 強い運動ではなく、ニコニコペースの運動が有酸素運動、この運動は脂肪を燃やすということです。

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