おススメ『「健康常識」のニセ科学』

 健康情報はいろいろとありすぎてよくわからないという方も多いと思います。

 そこで健康情報を見極めるヒントとなりそうな本を見つけました。『「健康常識」のニセ科学』という本です。

 オーガニックな農作物や白砂糖、グルテンフリー、水素水、乳酸菌、マイナスイオン、抗がん剤、脳トレなどについてさまざまな論文や本の紹介をしながら説明されています。

 いろいろな情報や商品がありますが、疑問に思うものも多いですよね。これらについて考えてみるときに活用できると思います。

 これまで、当ブログでも取り上げてきた問題などもあり、科学の目を当てることができるようになることは大切ですね。

 健康食品などを売り込むために作られた情報も多いことが分かります。是非読んでみて参考にしてください。

 一つだけチタンテープについての記述には賛成しかねます。チタンテープなどから健康に良い何かが発生しているわけでないということですが、何かが発生してはいないでしょう。この項は具体的な論文などは上げることなく説明しています。

 身体の電気的な流れが変わっているのだと思います。私は筋肉の痛みやコリが軽減するのはもう20年くらいにわたって確認しています。

 スポーツ選手がラクワネックなどを使うのは、気分の問題ではなく実際に動きが変化しているものと思います。

 ということで、読んでみてくださいね。著者は左巻健男さんで出版社は「きずな出版」です。

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