若い世代も入浴中にヒートショック

 毎年高齢者のヒートショックについて書き込んできました。

 昨日、NHKのニュース番組で若い人が入浴中に倒れるケースが起きていると報じていました。

 番組では、一人暮らしの大学院生が入浴していた際、浴槽から立ち上がった瞬間に気分が悪くなって意識を失ったということでした。数分後に意識が回復したということですが、顔や頭をぶつけていたということです。

 高齢者の場合は寒い脱衣所から湯船に入ることで急に血圧が上がるというヒートショックです。若い人に多いのは湯船に浸かって血管が広がって血圧が下がり、その時に立ち上がると瞬間的に血圧が下がる結果、脳に血液が回らずに立ち眩み状態になるというものです。

 若い世代に多いと言われるのが、スマホを持ち込み動画などを観ての長時間の入浴が原因のヒートショックだそうです。40度のお湯の場合は10分程度の入浴が適切な時間だということです。長風呂に注意すれば防げますね。

 脱衣所の温度が低いことによる血圧の急上昇については、脱衣所に小型の暖房などを入れて温度差をなくすことが必要です。

 ヒートショックは習慣を見直すことで防げますが、油断すれば命に係わる状態になる恐ろしいものです。充分注意くださいね (^^)/

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