へー・・・仏教離れが進んでるんだ

 まぐまぐニュースで日本人の仏教離れが進んでいるという記事がありました。
 人口が減って過疎化が進む地域ではお寺を維持できないとか・・・でも、これが原因だとは言い切れないということです。高い戒名代や葬儀の費用。これにも大きな原因があるのでは・・・ということです。
 私は、結構仏教に興味があるし、その入門書なども読んだり八十八箇所のお参りに憧れたりしたこともあるんです(四国はちょっと、九州八十八箇所は二十四番までめぐりました。いつかまた行きたいです)。
 仏教は神道とともに、日本の文化の根幹に存在していたと思うんです。でも、現在の仏教が仏教らしい仏教かといえば、そうも思えないですよね。葬式の時くらいしか用がないですもん。法事や葬儀のときに仏教の話されるときに、私たちの生き方と結びつけてお話してくださるお坊さんもおられますが、この若造が知ったふりするなと思うこともありますね。
 仏教って、私たちにとって何なのだろうかと思ってしまうことが多いですよね。御釈迦さんが私たちが生きる上でのさまざまな悩みを解消するための考え方を仏教としてまとめたのです。葬式のやり方を指導するのがお寺や出家者の仕事ではなかったはずです。
 このような状態が仏教が廃れる原因ではないのか・・・つまり、本来の佛の道から外れてしまっていることが問題ではないのかと思うわけです。
 寂聴さんみたいに人生について語り、平和について語る僧侶もおられます。でも、多くの方々が葬式にしか役に立たないお寺から離れて行っているということでしょう。世の中が不安だらけになり、仏教が果たすべき役割が大きくなっていると思うんです。仏教自体が廃れていくのではなく、現在の仏教のあり方が廃れているのではないかと思うんですが・・・。
 両親の葬儀や親類の葬儀・法事で実感するのですが、宗派やお寺によっては滅茶苦茶お金がかかりますよね。年金暮らしになって、両親の供養をすることが大変になります。この年になれば自分の葬式で子供たちににも大変な思いをさせかねない・・・こんなことを考えててしまいます。お金を残すのも大変ですし・・・というわけで、仏教のあり方を考えさせられたということです。御釈迦さんは何を説きたかったのか・・・・・・・。
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