「どんどん変わる『医学の常識』」という週刊誌記事

 昨日買った『週間現代』に「どんどん変わる『医学の常識』まだそんな治療しているんですか」という記事が掲載されています。
 新聞広告を見て買いに走ったんですよ(;´д`)
 医者も大学を出てから勉強しなければ時代遅れの治療や投薬をやっているということでの危険性を指摘する記事です。
 糖尿病や高血圧、腰痛にリュウマチと眼の病気と最近の薬の進化での治療の変化などの説明がされていました。
 その中で、目を引いたのが腰痛の問題で「『腰痛にMRI』は古い」という見出しが付いています。この記事、「腰痛の原因は、仙腸関節(骨盤の後ろにある関節)の歪みにあるー。」と断じ、「この常識を知らない医者があまりに多い」と医者がおっしゃっていることを記事にされたようです。そして「仙腸関節怪しいと言われるようになって、まだ10年くらいなので、熱心な先生は勉強しているのでよく知っていますが、そうでない医者は全く知りません。」ということです。しかしですね、腰痛の原因の一つが仙腸関節の以上ということは、何も新しい発見でも何もないんですよ。これは、私が整体院を開業した20年前から言われていたことです。これはちょいと???でして・・・腰痛の原因は仙腸関節の歪みだけではないというのが現在の常識ではないのかと思うのですが、間違いでしょうかね。
 私が問題にしたいのは仙腸関節の歪みがなぜ起こっているのかですし、どのようにして仙腸関節の歪みを正常に戻しておられるのかも明らかになってません。果たして、どのくらいの割合で仙腸関節が原因での腰痛が存在しているのかも????
 これでは、一人の医師の主張でしかなく裏付けも何も分からないんです。医学常識が変わったということですが、この腰痛の部分はどうも変わった新しい常識と言えるものなのかと疑問を持ちました。無名の整体院が何を言うかと言われそうですが・・・・ちょいと残念です。

今日の『爽快さんがゆく』は「氣功の先生が来院・・・久しぶりでした」です