虫はお店で・・・?

 昨日パソコンのプリンターのインク・カートリッジを買うためにホームセンターへ行ってきました。
 ホーム・センターの中を歩いてみると、カブトムシのペアを500円で売っていました。その周りには様々な飼育グッズも販売しています。最近、毎年見かけますよね、こんなカブトムシ売り場。
 私たちが、子供の頃には近くの山に行けば様々な虫がいました。別に買わなければならない事はなかったですね。でも今は多くの山が切り開かれ宅地になっています。虫や鳥の生息場所がどんどん少なくなっていますね。様々な生物達が絶滅しているといいます。もう、メダカも見なくなりました。赤とんぼも見ません。田畑も埋められ、近くの池もなくなり川もコンクリートで固められています。やっぱり、近くに虫を捕る場所がないのでお店で買うほかないのかな。
 田んぼが自然のダムを形成し、植林された山々も水をためていた。私たちと自然が一体になって創り上げてきた生活の場が壊れてきたようですね。
 身近な自然を残していくこと、その大切さを子供たちに教えることで、環境問題・温暖化問題の取り組みも大きく進んでいくことと思います。
 私の家の周りはまだ蝶が飛び交い虫が鳴いています。しかし、私たちが子供の頃に比べると種類も数も減ってしまいました。だけど虫売り場で虫は買いたくないですね。孫に、虫は家の周りで取るんだよ、とか志賀島に行けば○○がいるよと教えたいですよね。
 帰りにホーム・センターの周りの農業用地が埋め立てられているのを見ました。ここも宅地になるのでしょうね・・・。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です