まずは体で理解して

 整体などを仕事としておられる方々も、操体法教室に来られ自分の施術に取り入れようと勉強していただいてます。多くの方は、自分の体の中のさまざまな動きを体感していただき操体法について理解を深められます。
 でも「これは使えません!」という方もおられました。「ちゃんと痛みがとれ歪みが取れるでしょう。なぜですか?」と聞くと「らしく見えないでしょう。」という返事です。ちゃんと痛みが無くなり歪みが取れるということが問題では無いようです。歪みや痛みが取れなくても、力を込めて汗を拭き拭き、いかにもやったということにしてお金を取るということのようです。こんな整体師さんは困りものですね。
 また、自分がこれまで学んだ療法の上に立ってこれはおかしい、あれはおかしいという方もおられました。「じゃ、頭で考えてないで体で感じてくださいよ!」ということで、さらに詳しく説明しながら体験させてみて納得していただきましたが、ちゃんと体験して学んでいくという姿勢が乏しい人にも困りますね。
 これまで爽快館で操体法を学んだ整体や医療関係の方々の多くが、自分なりの工夫もしながら上手に使いこなしておられます。ちゃんと、学ぶ姿勢さえあればちゃんと出来るようになるんです。頭で考えて、こうなるはずとか、そうじゃないとか決め付けないで、体で学ぶという基本的な姿勢が大切ですね。そうじゃないと良い施術が出来ることはありません。体の中に連動を感じない人が連動を患者さんに説明し、うまく誘導できるはずは無いということですね。まずは、体で体験し感じてみてなぜだろうと考えてみてください。
 学び上手な方々の「操体法交流会の感想」をホーム・ページ「皆様の声」のページにも紹介しました。11日のブログで紹介したものですが、体で快さを感じ取り操体法の面白さに目覚めた方々の感想です。操体法の心よさが伝わってくるでしょう!

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