風邪予防にニンニク

 久しぶりに「世界ウルルン滞在記」というテレビの番組を見ました。
 今日は由紀さおりさんの、ブルガリアでのホーム・ステーの様子を映してました。
 驚いたのは、ニンニクの匂いは風邪予防に良いということです。ブーガリアでは、風邪の予防策としてニンニク一片に毛糸を針につけニンニクに通して、首から提げておくということです。ニンニクの臭いの元、アリシンの作用で風邪にかかりにくいということです。
 ここで、ひとつ疑問が出てきました。最近サプリメントに使われているニンニクに無臭ニンニクというものがあります。ニンニクの有効成分のアリシンの臭いがあの臭いなら、臭いが無いニンニクはアリシンがほとんどないということになるのではないですか。アリナミンという薬はアリシンから付けた名前ということは有名ですよね。アリシンの臭いの無いニンニクなんて・・・大切なアリシンがあまり無いニンニクなのか?
 爽快館で扱っているニンニク卵黄は、ニンニクの臭いを卵黄に絡めることで臭わないということです。ちゃんとアリシンが入っているんですよね。
 ブルガリアと言えばヨーグルト。とにかく料理には自家製ヨーグルトを使う。だから、ブルガリアの人は元気なんだ!だったらヨーグルトをどんどん食べよう、と言う発想はおかしいですよね。乳酸菌発酵した牛乳を食べるというブルガリアの食文化はブルガリアの人のものです。
 日本にも誇るべき発酵食品がたくさんありますよ。納豆、糠漬け、酢酸菌が作る酢、これらを私たちの文化だとして大切にすることが必要だと思います。日本人には、日本的な食文化が一番合っていると私は思っています。 
 今日の番組で学びたいのは、ヨーグルトを食べることだけでなく、自分達の食文化を守っているブルガリアの人々の勤勉さでしょうね。

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