サプリの問題を週刊誌が続々取り上げる
小林製薬の紅麹での被害以来、週刊ポストや週刊現代など週刊誌が続々と問題点を掲載しています。
自然のものだから安心はダメということが強調されています。
身近に起こっている、私が体験した問題を取り上げてみます。
ウコンは肝臓にいいといわれますが飲み過ぎると肝障害の原因になります。また、不整脈が現れた人もいました。なんか心臓の調子が気にかかるということでウコンをやめるように伝えたら調子が戻ったということでした。
私はウコンの錠剤を買って飲んでいますが、筋反射テストで身体が必要としているときだけ飲んでいます。商品の説明では毎日1錠となっていますが私には多すぎで週2回が最適です。
最近はシナモンが毛細血管を修復するなどと言われています。シナモンは産地によって成分が異なり飲む量を間違えると健康被害が出ます。
民間療法でヤマゴボウに利尿作用があるといわれています。しかし、ヤマゴボウと言われる山間部に自生していたゴボウではなく、平地で紫色の実をつける別種の植物の通称をヤマゴボウと言っていました。間違えて通称ヤマゴボウの根を民間薬として飲むと大変なことになります。
このように民間薬やサプリメントが自然なものだということでの安心は危険ですよ。私の身の回りでもいろいろありますから。
それと販売者の問題です。
以前無理に誘われて入ったネットワークのサプリ販売のことです。
販売した総合ビタミン系のサプリを販売して下痢を起こした高齢者がいました。それで筋反射テストを再度やったら合わないことが分かったんです。それで、引き取るからというと娘さんがもったいないと飲んでしまったということでした。娘さんは体調がよくなったと喜んでいたということです。
この話を販売グループの勉強会でして検査などして販売しなければ危険だということを訴えたんです。すると、翌日には「フトドキ者が昨日余計なことを言った。物事には玉石混交ということがある。よい面を見て販売するように」というメールが参加者に回りました。フトドキ者とは恐れ入ります。よい面もあろうが問題が起こったら命に係わることなんです。フトドキ者はどっちだということで即縁を切りました。
同じグループの上部の方にセントジョーンズワートという、睡眠障害などに効果があるというサプリについて飲み合わせで悪い薬があるというがそれの資料を出してくれと要求したことがありました。すると「私たちが扱っているものは良い原料でできているので飲み合わせなど関係ない」ということでした。もうその頃はセントジョーンズワートの問題が指摘されていたんですが・・・ご存じなかった(怖)
こういう風な人たちが販売していることもあるんですよ。みんながみんなとは言いません。よく勉強されておられる方々もいらっしゃいました。しかし、気をつけた方が良いし、現在薬剤師や医師が飲み合わせなど詳しく説明してくれます。医師や薬剤師に相談してください。
医師や薬剤師は自分たちが儲かるように情報を操作するなんて言う人がいます。しかし、そういうことを言って健康食品を売っている人たちの方が儲けのことばかり話し合っているという現実を見てきました。
サプリは安心ということはありませんから気をつけてください。週刊現代や週刊ポストなどの記事も参考にしてくださいね (^^)v
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