つま先側着地での歩きの練習してます

 月2回の「健康体操」の日でした。
 今日は「操体法の基本運動」や「スワイショウ」「簡単筋トレ」に加えて「つま先側着地による歩きの練習」をしました。
 
 つま先側で着地するのと「正しい歩き方」として伝えられている歩き方をやってみて比べてみました。参加者全員がカカト着地の「正しい歩き方」では身体が固くなり前屈ができにくくなります。これをつま先歩きに変えると身体が柔らかくなり前屈がしやすくなります。
 何が起こっているかといえば、カカトからの衝撃で筋肉が固くなりバランスが狂っているということです。だから、長距離歩くと膝や股関節がおかしくなることが多いということですね。

 先日推薦しますと取り上げた本は、かかと着地で筋肉が緩むことで身体のバランスが狂うと書いてあります。しかし、身体は緩むことはなく筋肉の拘縮が出てくることでバランスが狂っていると思われます。
 ついでに気になる点をもう一つ、仰臥で寝た状態で手のひらを天井側に向けて寝ることを進められていますが、この姿勢で深呼吸をしてみれば空気が肺に入りにくいんです。これは、全身の筋肉に緊張が出てきているということです。手のひらを床側に向けて深呼吸をすればスーッと空気が入りますね。これはリラックスできているということです。
 身体の仕組みから見ると、猫などの動物の前足の向きはどうなているかを見てみると手のひらを天井側に向けて寝るのは無理があるのではないでしょうか。普通手のひらは自然に床側に向ける方が多いですよね。
 まだ、著者が書いている歩き方もちょいと・・・・ですが、つま先側歩きをすすめておられるということですので貴重な本だと思います。

 ということで、今日は歩幅を極端に狭くして「チョコチョコ歩き」をやってみました。このように、歩幅を狭くするとひとりでにつま先側で着地できるんですよ。これを毎日やるとつま先側で着地して足指を使えてひとりでに後ろ足が前に出てきます。これを繰り返すと楽に力を使わずに歩き続けることが出来ますよ。

 興味がある方は、第4日曜日に西戸崎5丁目の『西戸崎西緑地(松林公園)』に来てみてくださいね (^O^)

今日の『爽快さんがゆく』は「結婚して44年が経ちました」です
離婚もせずに続いているというのは妻の忍耐力のおかげでしょうね m(_ _)m